安倍氏との対峙も党内融和に茨の道 海江田新代表
民主党新代表に決まった海江田万里元経済産業相は来年夏の参院選に向けて、党再生を図ることが最大の課題となる。海江田氏は自民党の安倍晋三総裁と対峙(たいじ)することになるが、党内は大敗ショックから立ち直っていない。「党内融和」を掲げる海江田氏だが、分裂含みの展開で推移しかねない。党勢回復は茨(いばら)の道だ。 25日午後、都内のホテル。両院議員総会は熱気に乏しかった。代表に選ばれ、壇上に登った海江田氏にも高揚感はなかった。その後の記者会見でも「粉骨砕身、身を粉にして、民主党再生のために自分自身の生を全うする」と得意の漢詩を使って語ったが、難題を多く抱えている。 衆院選で弱小勢力となったものの、挙党態勢から程遠い民主党。今後は野党との連携のあり方が最も問われることになる。 「参院選で議席を伸ばすには野党の協力が必要だということは言をまたない」 会見で海江田氏はこう言い切った。だが、協力相手が、昨年8月の代表選で海江田氏を支持した小沢一郎氏らの日本未来の党となると、ハレーションは避けられない。政権中枢にいた野田佳彦前代表がとってきたのは小沢氏らを排除する「純化路線」だからだ。 この路線を支持する前原誠司国家戦略担当相は記者団から「どう海江田氏を支えるのか」と問われると、「どういう配置にするかは新代表がお決めになることだ」と、お手並み拝見といわんばかりだった。< 前のページ12次のページ >
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