2013年1月7日星期一

永遠の謎となるのか 解読されない7つの暗号

永遠の謎となるのか 解読されない7つの暗号
これらの暗号は、愛する人との関係が疎遠になった人間が作ったものから、連続殺人犯の手によるもの、15世紀の錬金術師が作ったものまで様々だ。なかには身元不明の死体のポケットから見つかった暗号や、理由もなく見知らぬ人に殺された男が持っていた暗号もある。Photo: D.C.Atty/Flickr 暗号解読の歴史は、解き明かされたさまざまな秘密をめぐる、ひとつの物語である。暗号学者からNSAやKGB、アマチュアの暗号家まで、様々な専門家の手で解読された暗号は膨大な数にのぼるが、いっぽうでこれまで誰にも解読されていない暗号もいくつかある。 これらの暗号を興味深いものにしているのは、その作成者とされる人々である。これらの暗号は、愛する人との関係が疎遠になった人間が作ったものから、連続殺人犯の手によるもの、15世紀の錬金術師が作ったものまで様々だ。また、なかには身元不明の死体のポケットから見つかった暗号や、理由もなく見知らぬ人に殺された男が持っていた暗号もある。 これらのなかには、単なる悪ふざけで作った暗号もあるかもしれないが、意味がある暗号とない暗号を見分けることも、また興味を刺激するものである。 今回はそんないまだに解き明かされていない暗号のなかから、7つを取り上げたい。ヴォイニッチ手稿(1400~1500年) 上の写真 15~16世紀にイタリアで書かれたとされるヴォイニッチ手稿は、使われている言語はおろか、内容や植物などの挿絵についてもまったく解読されていない。246ページのカーフスキンからなるこの写本は、おそらく錬金術や中世の医学などに関する内容と予想されてはいるが、現在も確かな答えは出ていない。ビール暗号(1885年)< 前のページ1234567次のページ >
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