最下位シエナを相手に挽回を期す不振ナポリ
ナポリは22日、セリエA第18節でシエナと対戦する。公式戦4連敗中のワルテル・マッツァーリ監督は、選手たちからの返答を待っていると語った。
リーグ戦で連敗に加え、コッパ・イタリア敗退、さらに八百長事件で勝ち点2の減点を命じられたナポリ。マッツァーリ監督は前日会見で、次のように話している。
「難しい時期であることは否定できない。選手たちと理由を見出したよ。明日、結果を出せるかどうかを見てみたい。だが、私はもっと難しい時期も経験した。去年も、もっと難しい時期があった。リーグで連敗しているが、我々は去年より6ポイント多いんだ。問題は2日で解決できない。過密日程が助けにならないね。選手たちに何を言ったか? ここで言うわけがないだろう」
今季途中にシーズン後の退任をほのめかしたことについて後悔しているかと聞かれると、マッツァーリ監督は次のように息巻いた。
「2連敗で君はそういう質問をする。この世界はバカげているよ。3連勝したときはこういう質問をしなかった。賛辞ばかりだ。その件について、何か変わったか、クラブに聞いてみるといい。私はプロだ。言ったことは撤回しないが、その件はまったく関係ない」
シエナは最下位に低迷している。だが、マッツァーリ監督は軽く見ることなどできないと強調した。
「こういう試合は軽視されることが多いが、その点で成長しなければいけない。サッカーはもはや変わったんだ。ビッグチームとスモールチームの違いなどない。シエナは大変な相手だ。監督は優秀だし、厄介な場所だよ。このアウェーゲームでチームのリアクションを見てみたい」
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